屋根修理の費用相場はどれくらい?火災保険が活用できる条件や失敗しない業者の選び方もあわせて解説!

屋根は家の顔とも言われる重要な部分です。しかし、長年の風雨や地震などによって、屋根材が割れたり、ズレたり、雨漏りしたりすることがあります。そんなときに必要になるのが屋根修理です。

屋根修理は内容や範囲によって、費用が大きく異なります。また、火災保険の適用や業者の選び方も注意が必要です。

そこでこの記事では、屋根修理の費用相場とパターン別の詳細、火災保険の活用方法や業者の選び方について解説します。

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目次

屋根修理が必要になるときって?

屋根修理が必要になるときは、主に以下の場合です。

  • 屋根材の割れ・ズレ
  • 屋根棟(屋根の最高点)の崩れ・ズレ
  • 雨漏りの発生
  • 雨樋や軒天(屋根の下端部分)の破損
  • 屋根の色あせや汚れの目立ち
  • 屋根の寿命が近づいた

これらの状況は、放置すると家全体に影響を及ぼす可能性があります。例えば、雨漏りは天井や壁、床などに水滴やシミを残し、カビや腐食を引き起こす恐れがあります。

また、屋根材や屋根棟がズレると、風圧によってさらに悪化したり、飛散して人や物に当たったりする危険性もあります。

そこで、定期的に屋根の点検を行い、異常を発見したら早めに修理することが大切です。一般的には、5年に1回はプロの業者による点検を受けることをおすすめします。

屋根修理の費用相場

屋根修理の費用相場は、その内容や範囲によって大きく異なります。以下では、代表的な8つのパターン別に費用相場を表でまとめてみました。

パターン内容費用相場
パターン1.屋根材の部分修理・一部交換屋根材が割れたりズレたりした箇所だけを修理・交換5~30万円
パターン2.屋根棟の修理屋根棟が崩れたりズレたりした箇所を修理・交換20~35万円
パターン3.雨漏りの修理雨漏りの原因となった箇所を特定し、修理・補強20~250万円
パターン4.雨樋・軒天の修理・交換雨樋や軒天が破損した箇所を修理・交換10~60万円
パターン5.屋根の塗装屋根の色あせや汚れを改善し、防水性や耐久性を高める40~80万円
パターン6.屋根の葺き替え屋根材をすべて取り外し、新しいものに交換150~220万円
パターン7.屋根の葺き直し屋根材の上に新しいものを重ねて葺く100~180万円
パターン8.屋根のカバー工法屋根材の上に金属板などを被せて固定80~120万円

ただし、これらはあくまで目安であり、実際の費用は業者や地域、工事期間などによって変動することがあります。また、工事費以外にも足場代や処分費などの諸経費がかかる場合もあります。

そのため、正確な見積もりは必ず業者に依頼することをおすすめします。

パターン1.屋根材の部分修理・一部交換

屋根材の部分修理・一部交換の費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
めくれ、ズレ、割れなどの補修5~15万円
屋根瓦の交換10~30万円

屋根材が割れたり、ズレたりした箇所だけを修理・交換する方法です。範囲が限られているため、費用は比較的安く抑えられます。

ただし、屋根材の種類や状態によっては、部分的な修理・交換では不十分な場合もあります。例えば、瓦やスレートなどは重量があるため、一部がズレると全体に負担がかかり、他の箇所も傷んでいるといったことです。

また、色や形が合わない場合もあるため、軽量で耐久性の高い金属や樹脂などの屋根材に向いています。

パターン2.屋根棟の修理

屋根棟の修理の費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
屋根棟板金の修理20~35万円
棟瓦のつ見直し(和瓦)20~35万円
漆喰の塗り直し(和瓦)20~30万円

屋根棟とは、屋根の最高点にある部分で、左右の屋根面をつなぐ役割を果たしています。屋根棟は風雨や日光にさらされやすく、崩れたりズレたりしやすいです。

また、屋根棟が傷むと雨漏りや断熱性の低下などにつながることもあります。屋根棟は、家屋の耐久性維持のためには重要な構造部分です。

費用は、屋根棟の長さや形状、素材などによって変わります。一般的には、パターン1(屋根材の部分修理・一部交換)よりも費用相場が高いです。

パターン3.雨漏りの修理

雨漏りの修理の費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
小規模の雨漏り修理(天井に少しのシミ)20~35万円
中規模の雨漏り修理(天井から水滴が落ちる)25万円~55万円
大規模の雨漏り修理(複数個所から水漏れしている)60~250万円

雨漏りは、屋根材や瓦が割れたりズレたりした場合や、留め具が浮いたり錆びたりした場合などに発生します。雨漏りは放置すると建物全体に悪影響を及ぼすため、早急な対処が必要です。

雨漏りの修理は、原因となる箇所を特定し、補修材やシーリング材を使って補強する方法と割れたりズレたりした屋根材や瓦を交換する方法があります。

補強する方法は比較的安価ですが、一時的な対策であり再発する可能性が高いです。屋根材を交換する方法は費用が高くなりますが、長期的な対策となります。

また、雨漏りの修理費用は、原因箇所の広さや深刻度、補修方法や材料によって異なります。雨漏りの原因を追求して、長期的な対策を施すことが重要です。

パターン4.雨樋・軒天の修理・交換

雨樋・軒天の修理・交換の費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
雨樋の修理・一部交換15~20万円
雨樋の塗り替え20~30万円
雨樋の全体交換20~60万円
軒天の修理10~30万円

雨樋は、屋根から流れる雨水を集めて排水する役割を果たしています。軒天は屋根から突き出した部分を覆っています。

雨樋や軒天は、雨水や雪の重み、紫外線や風などによって劣化したり破損したりします。雨樋や軒天の修理は、ひび割れや穴あきなどの小さな損傷を補修材やシーリング材で補強する方法と、変形や破断などの大きな損傷を部分的に交換する方法があります。

交換する場合は、同じ素材や色のものを選ぶことが望ましいです。雨樋や軒天の修理費用は損傷箇所の広さや深刻度、補修方法や材料によって異なります。業者の見積内訳は十分に確認しましょう。

パターン5.屋根の塗装

屋根の塗装の費用相場はこちらです。

内容費用相場
屋根の塗り替え40~80万円

屋根の塗装では、屋根に塗料を塗って色や質感を変えたり、防水や防汚効果を高めたりします。

屋根の塗装は、比較的安価で簡単にできる屋根修理の方法ですが、劣化が進んだり、ひび割れや穴があったりする場合は、塗装だけでは不十分です。また、塗料の種類や品質によっても費用や耐用年数が変わります。

屋根塗装の種類別の費用相場は、以下の表のようになります。

塗料の種類耐用年数費用相場(1平方メートル当たり)
アクリル系5~7年1,200~1,800円
ウレタン系3~5年1,500~2,200円
フッ素系7~10年4,000~5,000万円
シリコン系5~8年2,000~3,500円

一般的には、アクリル系やウレタン系の塗料が安くて短期間、フッ素系やシリコン系の塗料が高くて長期間持ちます。

パターン6.屋根の葺き替え

屋根の葺き替えの費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
和瓦への葺き替え180~220万円
スレートへの葺き替え150~190万円
金属屋根への葺き替え150~160万円

屋根の葺き替えは、屋根材自体を新しくすることで外観や機能を大幅に改善できる屋根修理の方法です。屋根材の種類や品質によって費用や耐用年数が変わります。

一般的には、瓦やスレートなどの重い屋根材は高くて長持ちし、金属屋根などの軽い屋根材は安くて短持ちします。耐用年数と負担費用のバランスを考慮して、最適な屋根材を選ぶとよいでしょう。

パターン7.屋根の葺き直し

屋根の葺き直しの費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
葺き直し100~180万円

屋根の葺き直しとは、古くなった屋根材を取り除かずにその上に新しい屋根材を重ねて張る方法です。

屋根の葺き直しでは、屋根の葺き替えよりも工期や費用が抑えられる屋根修理の方法です。しかし、屋根の重量が増えたり、断熱性や通気性が低下したりするデメリットがあります。

負担費用を考慮しながら、葺き替えも検討対象に入れておきましょう。

パターン8.屋根のカバー工法

屋根のカバー工法の費用相場はこちらです。

修理内容費用相場
カバー工法80万円~120万円

屋根のカバー工法とは、古くなった屋根材を取り除かずにその上に金属製のカバーを被せて固定する方法です。

屋根の葺き直しよりもさらに工期や費用が抑えられる屋根修理の方法ですが、外観や質感が変わったり、音が響いたりするデメリットがあります。また、屋根のカバー工法は金属製のカバーしか使えません。

カバー工法の屋根材には、リーズナブルなガルバリウム鋼板アルミニウム合金板、高耐久のステンレス鋼板などの種類があります。耐用年数と費用相場のバランスを配慮して、最適なカバー材を選びましょう。

【屋根材別】修理のタイミングはいつ?

屋根材によって、修理のタイミングや方法は異なります。ここでは、主な屋根材である瓦屋根スレート(素焼き・陶器)屋根金属(ガルバリウム鋼板)屋根についてご説明します。

瓦(素焼き・陶器)屋根

瓦屋根は日本の伝統的な屋根材で、重厚感や高級感があります。しかし、その分重量があり、地震や台風などの自然災害に弱いというデメリットもあります。

また、瓦自体は長持ちしますが、下地や釘などの部材が劣化すると、剥がれ落ちたり割れたりすることがあります。

そして、瓦自体は50年以上の耐用年数がありますが、下地や釘などの耐用年数はそれより短いです。定期的に業者による点検を行い、日頃から状態を確認しておきましょう。

屋根の素材素材の耐用年数修理・メンテナンス時期
瓦(素焼き・陶器)屋根50年以上10~15年

スレート屋根

スレート屋根は、瓦よりも軽量で耐久性が高いという特徴があります。また、色や形も豊富でデザイン性に優れています。

しかし、水分を吸収しやすくカビやコケが発生しやすいという欠点もあります。そのため、定期的な清掃や塗装が必要です。そして、スレート屋根は、約20年ほどの耐用年数がありますが、定期的なメンテナンスは欠かせないので注意が必要です。

屋根の素材素材の耐用年数修理・メンテナンス時期
スレート15~20年10~15年

金属(ガルバリウム鋼板)屋根

金属(ガルバリウム鋼板)屋根は、軽量で耐久性が高く、メンテナンスが少ないという特徴があります。また、色や形も豊富でデザイン性に優れています。

しかし、金属特有の音や熱の伝わりやすさという欠点もあります。そのため、断熱材や防音材を併用することが望ましいです。

高耐久の金属屋根も、定期的なメンテナンスをする必要があります。災害が起きた際の不定期のメンテンナンスも考慮しておきましょう。

屋根の素材素材の耐用年数修理・メンテナンス時期
金属(ガルバリウム鋼板)20~40年20~30年

ほとんどの場合屋根修理には足場代が必要

屋根修理をする際には、ほとんどの場合で足場の設置が必要です高所作業においての安全規定は、厚労省によっての取り決めがあります。

足場は安全に作業を行うために不可欠です。足場代は屋根の面積や形状、立地条件などによって変わりますが、一般的には屋根修理費用の3割から5割程度を占めると言われています。

場合によっては、実作業台より高くなってしまうのが足場代です。足場代は見積もり時に明確に確認すると良いでしょう。

火災保険の活用で屋根修理代は抑えられる?

屋根修理費用を抑えるために、火災保険を活用するという方法があります。

火災保険は家や家財を火災や自然災害などから守るための保険です。自然災害のそ中には「風災」や「雪災」などの項目も含まれています。つまり、台風や大雪などで屋根に被害が発生した場合には、火災保険で補償される可能性があるということです。

火災保険を適用する場合についての説明を紹介します。

自然災害であれば火災保険が活用できる

火災保険を活用するためには、まず被害の原因が自然災害であることを証明する必要があります。

例えば、台風や大雪で屋根に被害が発生した場合には、気象庁の発表や写真などで被害状況を記録しておくことが重要です。また、被害を受けた後は速やかに保険会社に連絡し、現地調査を依頼することも忘れずに行いましょう。

火災保険の適用条件

火災保険を活用するためには、被害の原因だけでなく、被害の程度や範囲も重要なポイントです。

一般的には、屋根の一部が破損しただけではなく、屋根全体の性能が低下したり、屋内に水漏れが発生したりするなどの「機能喪失」が起きた場合に適用されます。また、屋根の寿命や劣化状況も考慮されます。

例えば、古い屋根やメンテナンスを怠っていた屋根は、自然災害による被害とは判断されず、火災保険の対象外になる可能性があります。そのため、定期的に屋根の点検や清掃を行い、証明記録をとることが大切です。

屋根修理に火災保険を活用するメリット

屋根修理に火災保険を活用するメリットは、以下のようなものがあります。

  • 屋根修理費用の一部や全額が補償されることで、自己負担額を減らせる
  • 補償額は屋根の新品価格に基づくことが多いため、古い屋根を新しいものに交換できる
  • 屋根修理を早期に行うことで、屋内の水漏れやカビなどの二次被害を防げる

屋根修理は、家屋のメンテナンスとしては大きな出費となります。少しでも自己負担額を減らせるように火災保険のメリットを十分に活用しましょう。

屋根修理に火災保険を活用するデメリット

一方で、屋根修理に火災保険を活用するデメリットもあります。

  • 適用条件や補償内容は保険会社や契約内容によって異なるため、事前に確認する必要がある
  • 自己負担金(免責金)や更新時の保険料の上昇などの費用負担が発生する可能性がある
  • 火災保険を利用する場合は、保険会社の指定する業者や工法に従わなければならない場合があるため、自由に業者や工法を選ぶことができない場合もある

ただし、火災保険は少々手間がかり、制約があるというデメリットがあります。手順や注意点を理解して、活用しましょう。

屋根修理は業者選びが重要

屋根修理は専門的な技術と経験が必要な工事です。安易に安い業者に依頼すると、不良品や不適切な施工によって、屋根の寿命を縮めたり、雨漏りやカビなどのトラブルを招いたりする恐れがあります。

また、悪質な業者に騙されて、必要以上に高額な修理を勧められたり、契約後に追加料金を請求されたりするケースもあります。そうならないためにも、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

そもそも屋根修理業者はどのように探す?

屋根修理業者を探す方法は大きく分けて以下の3つです。

  • インターネットで検索をする
  • 知人や自治体からの紹介
  • 家を建てた工務店やハウスメーカーに相談

それぞれ詳しく見ていきましょう。

インターネットで検索をする

インターネットで「屋根修理」や「屋根塗装」といったキーワードで検索すると、多くの業者のホームページや口コミサイトがヒットします。インターネットで検索するメリットは、自分の住んでいる地域や希望するサービスに合わせて業者を絞り込めることや、比較見積もりを簡単に依頼できることです。

逆にインターネットで検索するデメリットは、実際の施工実績や技術力が分かりにくいことや、虚偽の情報や口コミがある可能性があることです。

インターネットで検索する場合は、複数の業者から見積もりを取り、実際に会って話を聞くことをおすすめします。

知人や自治体からの紹介

知人や近所の人、自治体などから屋根修理業者を紹介してもらう方法もあります。紹介してもらうメリットは、信頼性が高いことや紹介料や割引がある場合があることです。

逆に紹介してもらうデメリットは、自分の希望に合わない場合があることや、他の業者と比較できない場合があることです。紹介してもらう場合、自分の要望や予算をしっかり伝え、見積もり内容を確認することが重要でしょう。

家を建てた工務店やハウスメーカーに相談

家を建てた工務店やハウスメーカーに屋根修理の相談をする方法もあります。相談するメリットは、家の構造や屋根の状態をよく知っていることや、アフターサービスが充実している場合があることです。

しかし、相談するデメリットは、自社で屋根修理を行っていない場合があることや、他の業者よりも高い場合があることです。相談する場合は、他の業者との価格差やサービス内容を比較すること、保証期間や保証内容を確認することが重要です。

失敗しない屋根修理業者の選び方

屋根修理を依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

ここでは、失敗しない屋根修理業者の選び方について、以下の4つのポイントを紹介します。

  • 複数社から見積もりをとる
  • 修理の内容から業者を選ぶ
  • 現地確認での対応を要チェック
  • 口コミや評判を確認する

複数社から見積もりをとる

まず、複数社から見積もりをとることがおすすめです。複数の業者で見積もりを比較することで、費用や内容の相場を把握できます。

また、見積もりの内容や説明の仕方から、業者の信頼度や対応力も判断できます。見積もりは無料で行ってくれる業者が多いので、気軽に依頼してみましょう。

修理の内容から業者を選ぶ

次に、修理の内容から業者を選ぶことが大切です。屋根修理には様々な種類がありますが、それぞれに専門性が求められます。

例えば、瓦屋根の場合は瓦職人、金属屋根の場合は金属加工技術が必要です。また、塗装や防水なども重要な工程です。

自分の屋根に合った技術や経験を持つ業者を選びましょう。

現地確認での対応を要チェック

また、現地確認での対応をチェックすることも重要です。現地確認とは、業者が実際に現場に来て屋根の状態や修理内容を確認することです。

現地確認では、業者が丁寧に調査や説明を行ってくれるかどうかが分かります。また、現地確認で得られた情報が見積もりに反映されているかどうかも確認しましょう。

口コミや評判を確認する

最後に、口コミや評判を確認することもおすすめです。インターネットやSNSなどで、他のお客様の感想や評価を見ることができます。

口コミや評判を参考にすることで、業者の実績や信頼性を知ることができます。ただし、口コミや評判は個人の主観に基づくものなので、あくまで参考程度に留めておきましょう。

屋根修理で悪徳業者に騙されないポイント

屋根修理は専門的な知識や技術が必要なため、素人には判断が難しい場合が多くあります。

そのため、悪徳業者はこのような状況を利用して、不必要な工事を勧めたり、適正価格よりも高い見積もりを提示したりすることがあります。

悪徳業者に騙されないためには、以下のポイントを確認しておくことが大切です。

  • 悪徳業者の手口を確認しておく
  • 屋根修理の費用相場を知っておく

悪徳業社の手口を確認しておく

悪徳業者は、以下のような手口で屋根修理を売り込んできます。

  • ひび割れや穴などの屋根の破損を見つけて、すぐに修理しないと大変なことになると恐怖心を煽る
  • 屋根の状態を確認すると言って上がってきて、わざと瓦を割ったり傷つけたりする
  • 無料点検や無料見積もりと称して訪問してきて、契約書にサインさせる
  • 他社よりも安いと言って安心させるが、実際には追加料金やオプション料金が発生する
  • 保証期間やアフターサービスが充実していると言って信頼させるが、実際には連絡が取れなくなったり対応しなかったりする

これらの手口に気づいたら、すぐに断ってください。契約書にサインする前には、内容をよく確認しましょう。

屋根修理の費用相場を知っておく

屋根修理の費用は、屋根の種類や面積、工事内容や工期、業者の料金体系などによって異なります。一般的な費用相場の目安はこちらです。

修理内容費用相場
屋根材の部分修理・一部交換5~30万円
屋根棟の修理20~35万円
雨漏りの修理20~250万円
雨樋・軒天の修理・交換10~60万円
屋根の塗装40~80万円
屋根の葺き替え150~220万円
屋根の葺き直し100~180万円
屋根のカバー工法80~120万円

これらの相場はあくまで目安であるため、実際の費用は見積もりを取って確認する必要があります。また、見積もりを取る際には、複数の業者から比較することがおすすめです。

以下の点に注意しましょう。

  • 見積もりの内訳や工事内容を詳しく説明してもらう
  • 追加料金やオプション料金が発生しないか確認する
  • 保証期間やアフターサービスの内容を確認する
  • 口コミや評判をチェックする

以上のポイントを押さえておくことで、悪徳業者に引っかかる確率がゼロに近づきます。

屋根修理に関するよくある質問

屋根修理について、よくある質問とその回答をご紹介します。

屋根修理の相場はなぜ高い?

屋根修理の相場が高いのは、以下の理由が考えられます。

  • 屋根は高所で作業するため、安全対策や専門的な技術が必要である
  • 屋根は様々な要素に影響されるため、耐久性や防水性などの品質が重要である
  • 屋根は家の外観や断熱性などにも関わるため、デザインや材質などの選択肢が多い

上記の理由から、屋根修理は他の部分の修理と比べて高額になりやすいことがわかります。屋根修理は、家の寿命や快適性に大きく影響するため、コストパフォーマンスを考えることが大切です。

屋根修理は補助金がある?

屋根修理には、自治体や国から補助金が出る場合があります。例えば、以下のような場合です。

  • 防災・減災・省エネ・環境対策などの目的で屋根を改修する場合
  • 火災保険でカバーされない範囲で屋根を修理する場合
  • 住宅リフォーム補助金制度や住宅ローン減税制度などの対象となる場合

補助金の申請方法や条件は、自治体や国によって異なります。詳しくは、各機関に問い合わせてください。

屋根修理の相場を知っておこう!

この記事では、屋根修理の費用相場や火災保険の活用方法、信頼できる業者の選び方などについて紹介しました。

屋根修理は高額な費用がかかることが多いですが、家の安全や快適さを守るために必要な投資です。悪徳業者に騙されないように注意しながら、自分の家に合った屋根修理を行いましょう。

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