屋根と外壁塗装は同時施工がおすすめ!塗り替え工事の費用相場と適切な時期もあわせて解説

マイホームを購入してからしばらく時間が経過すると、メンテナンスが気になるものです。情報を集めていると、「屋根と外壁塗装は同時に施工した方が良い」という口コミを多く見かけます。実際に、一戸建てのメンテナンスを行う方のほとんどが、屋根と外壁塗装を同時に施工しています。

屋根と外壁を同じタイミングで施工するメリットとは、一体何なのでしょうか。この記事では、同時施工のメリットや費用相場、適切な時期について詳しくお話しします。施工費用を抑えるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

外壁施工8000棟の実績
\新築以上の「満足感」をリノベイトする/

屋根と外壁の塗装は同時施工がおすすめ

一般的な住宅の屋根と外装は、いずれもメンテナンスの一環として塗装が必要です。また、塗装が必要になる時期も両者でほぼ同じです。住まいの環境によっては、屋根または外壁のどちらか一方が、早く劣化するケースもあります。

どちらかのメンテナンス時期を見送ったとしても、結局は数年後にもう一方も施工することになります。屋根と外装の塗装はそれぞれ別のタイミングで行うより、同時施工した方が総合的に費用を抑えられます

屋根と外壁塗装を同時に施工するメリット

屋根と外装塗装を同時に施工すると、以下のようなメリットがあります。時間だけでなく費用も抑えられます。

  • 塗装にかかる時間や労力を減らせる
  • 色を自由に選びやすい
  • 費用を抑えられる

同時施工のメリットについて、1つずつ詳しくみていきましょう。

塗装にかかる時間や労力を減らせる

住宅の塗装を依頼する際、申し込みをしたら、即施工ができるというわけではありません。塗装を依頼する前には、下記の工程が必要です。

  • 塗装会社に連絡をして屋根や外壁の状態をチェックしてもらう
  • 提示された見積書を検討する
  • 屋根または外壁の色や塗料製品を決める
  • 塗装施工を行うスケジュールを調整する
  • 塗装施工当日は在宅して作業を見守る
  • 仕上がりを確認する

屋根と外壁を別々に施工するなら、短期間で上記の工程を2回繰り返さなくてはいけません。しかし、同時施工を行えば、1回で済むため取引が簡潔に進むことがメリットでしょう。

色を自由に選びやすい

外壁塗装のみのときは、既存の屋根に合わせて色を選びます。また、屋根のみ塗装するなら、既存の外壁に合わせて色を選ぶことになるでしょう。そうなると、色を選ぶ範囲が狭まります

別々の施工では、外観イメージを大きく変更するのは難しいでしょう。しかし、屋根と外壁の両方を同時に変えるなら、色を選ぶ範囲の自由度が格段に上がりますシックな雰囲気の家を明るく変えるなど、これまでの印象とガラリと変えることができるメリットがあります。

費用を抑えられる

屋根・外壁の作業を行う際、住居の周りに足場を設置しなくてはいけません。足場は住居によって組み方を変える必要があり、技術が必要です。そのため、足場設置の料金が高くなりがちで、外装塗装費用の約20%を占めます。

しかし、同時施工をすれば、足場の設置は1度きりになり、費用を抑えることができます。塗装にかかるメンテナンス費用は、住居によるものの数百万円かかるケースも珍しくありません。少しでも費用を安く抑えたいなら、同時施工がおすすめです。

屋根と外壁塗装を同時に施工するデメリット

屋根と外装塗装を同時施工すると、メリットでなくデメリットも発生します。時間や費用に制約がある方にとっては、デメリットの方が大きく感じるかもしれません。

主なデメリットは以下のとおりです。

  • 工事期間が長くなる
  • 1度に支払う費用が高額になる

1つずつ確認していきます。

工事期間が長くなる

屋根と外壁塗装を同時に行うと、工事期間は長くなります。面積や立地によって異なるものの、別で塗装施工を行う場合それぞれ7日から10日ほどかかります。同時施工では、10日から14日程度が目安で工事期間が長くなります。

工事期間は長くなるものの、塗装施工を依頼するタイミングによってはほとんど負担を感じません

1度に支払う費用が高額になる

屋根の塗装、外壁の塗装を同時施工する場合、一回で支払う金額が高額になります。屋根と外装を塗装する費用が1度に発生するため、多少業者の割引があっても支払う費用は高くなるでしょう。

しかし、同時施行の場合、トータル費用が抑えられるのでメリットでしょう。

外壁塗装を検討するポイント

外装塗装はおおよそ10年に1回が推奨されています。しかし、10年経過する前に劣化症状が現れたときには、できるだけ早く塗り替える必要があります。

外装塗装を検討するポイントは以下の6か所です。

  1. 塗装の剥がれ
  2. ひび割れ
  3. 目地の亀裂
  4. チョーキング
  5. 汚れ
  6. さび

それぞれの箇所に、劣化が現れたときのサインを解説します。

塗装の剥がれ

塗装の剥がれは、塗料の密着性を高めるための下塗り剤と、上に塗る塗料の相性が悪いと剥がれることがありますまた、下地処理が不十分な場合剥がれがおきます。

しかし、塗装の剥がれの詳しい原因は、専門的な知識がないと判断が難しいですできるだけ早めに専門業者にチェックしてもらいましょう。

ひび割れ

屋根または外壁にひび割れ(通称:クラック)が発生したときには、修理や補修を検討しましょう。

ひび割れの幅が3mm以上の場合、素材の劣化が進んでいる状態です。ひび割れの幅が大きいほど、緊急性が高いと判断してください。すぐにでも業者を手配して、職人に修理補修をしてもらいましょう。

目地の亀裂

目地は経年劣化や施工不良で、亀裂やひび割れが生じます。建物の目地に亀裂や隙間があると、以下のリスクが高まります。

  • 雨水が壁の内側に侵入して建材が腐食する
  • ますます目地に亀裂が入って雨漏りの原因になる
  • 外壁材がダメになる

一般的に建材よりも目地の寿命が短いです。そのため、住居のメンテナンスの一環として、目地の補修が必要です。補修方法は、「コーキング(またはシーリング)処理」という建材同士の隙間やつなぎ目に目地剤を充填し、建物の気密性を高めます。

チョーキング

外壁を触って手に白い粉がつくことを、「チョーキング」と呼びます。白い粉の正体は、紫外線や雨によって塗料の成分が分解され、粉状になった塗料です。外壁だけでなく、屋根でもチョーキングは起こっています。

チョーキングが起こっているということは、塗料の効果がほとんど発揮されておらず、建物を守る力が弱くなっているサインです。外観の美しさが損なわれるだけでなく、外壁材そのものが劣化する可能性があるので、早めに対処する必要があります。

汚れ

住居の日当たりによっては、屋根や外壁にコケやカビが生えるケースもあります。外観は悪くなるものの、ただの汚れだからと放置している方も多いようです。しかし、コケやカビは建物を守る力が弱まる「チョーキング」の原因になるので、除去をおすすめします。

また、人によってはアレルギー反応を引き起こすリスクがあるため、バイオ高圧洗浄機などを使ってしっかり落としましょう。

さび

金属サイディングで主に使用されるガンバリウム銅板では、高頻度でさびが発生します。ガンバリウム銅板の表面には、さびが発生しにくい特殊な加工が施されているものの、物をぶつけてしまったり、堅いもので傷つけたりするとさびの原因になるからです。

さびは外観の問題だけでなく、内部の鉄の強度にも影響を与えるため、できるだけ早くメンテナンスを行う必要があります。

外壁塗装を施工する最善の時期は?

新築時に高級な塗料を使っても、屋根や外装は次第に劣化していきます。塗装のメンテナンスは、一般的に前回から10年を経過した頃が目安です。新築ならば建ててから築10年のタイミングで1回、さらに10年後の築20年後で2回目といったスパンです。

約10年といわれているのも理由があり、屋根屋外装に経年劣化が現れやすいのが、その頃が多いためです。しかし、住居の環境によっては10年を待たず、劣化症状が現れるケースも珍しくありません。劣化のサインが出た際には、できるだけ早く屋根や外装を塗装しましょう。

屋根と外壁塗装の相場は?

外装と屋根の塗装は、面積によって費用が変わります。別々に施工したパターンと同時施工したパターンでは、費用にどれくらいの差があるのでしょうか。

  • 外壁塗装のみの相場
  • 屋根塗装を含む相場

外壁と屋根の施工にかかる相場費用を解説します。

外壁塗装のみの相場

外装塗装の費用相場
坪数塗装面積費用相場
20坪79.2㎡約40~90万円
30坪118.8㎡約60~100万円
40坪158.4㎡約80~130万円
50坪198.0㎡約90~160万円
60坪237.6㎡約120~200万円

延床面積とは、すべてのフロアの面積をプラスしたものです。たとえば、1階の床面積が20坪ならば、2階建てで40坪です。

また、一般的に外壁の面積は、住宅の延床面積を1.2倍した数値になります。1坪を3.3㎡として計算すると、延べ床面積20坪の住宅の塗装面積は下記の式に当てはまります。

延床面積:20坪×3.3=約66㎡
塗装面積:66㎡×1.2=79.2㎡

戸建て住宅の延床面積は、おおよそ30坪程度です。つまり、外装塗装では最低でも60万円はかかるということになります。

屋根塗装を含む相場

外装塗装の費用相場
坪数塗装面積費用相場
20坪79.2㎡約70万~110万円
30坪118.8㎡約80万~120万円
40坪158.4㎡約100万~140万円
50坪198.0㎡約120万~180万円
60坪237.6㎡約150万~200万円

屋根と外壁を同時施工するなら、外壁塗装の相場におおよそ20万円から40万円をプラスした価格が費用相場です。屋根の大きさや形状でも多少変動しますが、大幅なプラスにはならないでしょう。

同時施工しても費用が変わらない理由としては、コストが削減できることが挙げられます。費用のおおよそ20%といわれている足場の設置や、材料の運搬が1度で済むためです。

外壁塗装の費用内訳

外壁塗装の費用相場をみたとき、想像より高いと感じた方もいるかもしれません。外装塗装は材料費だけでなく、仮設足場や人件費などさまざまな費用が発生します。

  • 材料費
  • 仮設足場
  • 人件費
  • その他運営費

外装塗装にかかる費用の内訳を詳しくみていきます。

材料費

屋根や外壁塗装に使用する塗料には、さまざまな種類があります。また、見積書に材料費と明記されていても、その中に人件費を合わせて計算する施工業者もいるので、高いと感じたときには内訳を確認してみましょう。おおよそではあるものの、見積もり全体の20%が材料費です。

ただし、高価な塗料を使用する場合は当然20%以上になります。基本的に耐久性に優れた塗料ほど、値段が高くなるでしょう。家屋に用いる塗料には、どのような種類があるのか紹介しましょう。

アクリル系塗料

  • アクリル樹脂が主成分の塗料
  • 他の塗料より発色が良く、カラーバリエーションが豊富
  • 1㎡あたり1,000円~1,800円と圧倒的にコストが安い
  • 耐久年数はおおよそ3~8年

アクリル樹脂を主成分にした軽量な塗料です。安価で扱いやすい塗料ではあるものの、耐久年数が短いです。

そのため、屋根や外壁のメンテナンスに用いると、頻繁に塗り直しが必要になるためほとんど使われていません。

ウレタン系塗料

  • ウレタン樹脂が主成分の塗料
  • やわらかいので、複雑な形状の外壁にも塗れる
  • ひびが発生しにくい
  • 1㎡あたり1,400円~2,500円と圧倒的にコストが安い
  • 耐久年数はおおよそ5~10年

ウレタン系塗料は柔らかく、コストの割に耐久性にも優れていることから、古くから住居に用いられていた塗料です。

塗料の種類も多く、カラーバリエーションも豊富です。また、塗料にツヤがあるので、外装に高級感が出るのもポイントです。ただし、紫外線に弱く変色しやすい塗料なので、屋根で用いる際には注意しましょう。

シリコン系塗料

  • シリコン樹脂が主成分の塗料
  • 近年の外壁塗装で主流になっている塗料
  • 1㎡あたり1,800円~3,500円とコストが安い
  • 耐久年数はおおよそ7~15年

シリコン系塗料は水性1液型、溶剤1液型、溶剤2液型の3種類があります。溶剤1液型より溶剤2液型の方がグレードが高く、耐久性に優れているため、施工費用はやや高くなるでしょう。値段のわりに耐久性があるため、コストパフォーマンスが高い塗料として、広く使用されています。

フッ素系塗料

  • フッ素樹脂を配合した塗料
  • 酸性雨や紫外線に強い性質を持つ
  • 汚れがついても雨で落ちやすい
  • 1㎡あたり3,000円~5,000円とコストは高め
  • 耐久年数はおおよそ15~20年

フッ素系塗料は、他と比べて高価な塗料です。その分、耐久性に優れていることから、大型建造物の塗料にも用いられています。塗り替え頻度を抑えられるため、有名な建物では東京スカイツリーや明石海峡大橋にも使われています。一般的な住居では、外壁やシャッターなど、特に紫外線による劣化が気になる箇所に使用されるケースが多いです。

ラジカル制御塗料

  • シリコン樹脂が主成分の塗料
  • チョーキングを防ぐ効果が高い
  • 1㎡あたり2,200円~2,800円
  • 耐久年数はおおよそ10~13年

ラジカル制御塗料は、シリコン樹脂を主成分としているものの、塗膜の劣化を防ぐことで耐用年数を伸ばしていますそもそもラジカルとは、酸化チタンが紫外線に当たることで発生する物質です。屋根や外壁に発生したラジカルは、塗料の成分が分解される「チョーキング」を起こします。

このチョーキングが、外壁材の劣化につながります。ラジカル制御塗料ではラジカルの発生を抑制する塗料のため、チョーキングが起きにくくなるのです。特にシリコン樹脂にラジカル制御型酸化チタンを組み合わせた塗料は、耐候性が高いといわれています。

その他材料費

屋根や外壁の状態によっては、その他の材料が必要です。例として以下の2つを紹介します。

  • 下地調整、クラック処理
  • 縁切り

下地調整とクラック処理は、外壁に発生したひびなどの劣化部分を埋める材料です。外壁面を整えるために使用します。

縁切りはカラーベスト屋根(セメントと繊維質を混合した屋根材)やコロニアル屋根(セメントや繊維を薄い板に加工した屋根材)のつなぎ目が、塗料で塞がるのを防ぐのを目的に使用します。作業に付随して必要な材料によっては、運送費や処分費も発生します。

仮設足場

屋根や外装塗装をする際、住宅の周囲に足場を確保します。職人の作業場になるだけでなく、シートを張って塗料が飛散するのを防ぐ役割もあります。設置する場所にもよるものの、費用の相場は下記の計算式を参考にしてください。

足場の面積(外壁面積×1.3倍)×単価=足場の費用

たとえば、延べ床面積が20坪の住宅ならば計算式は以下です。

20坪×3.3=66㎡
66×1.3=85.8㎡

計算にあたって外壁面積を1.3倍にするのは、職人が作業をするゆとりを持たせるためです。仮設足場の相場は、見積もり全体の20%程度が目安です。足場は塗装施工の費用の中でも、大きな割合を占めています。

塗装業者の中には「足場代無料」「足場代込み価格」などとうたい、料金をわかりにくくしているケースもあるようです。足場代が格安だったとしても、別の費用に転嫁されている可能性もあるので、注意しましょう。

人件費

人件費は、職人さんや塗装施工に関わる人たちを動かす費用です。人件費は、見積もり全体の30%程度が目安です。職人さんの中にも、新人やベテラン下請けの職人など、さまざまな立場の方がいます。一般的に技術もあり、経験豊富なベテランの職人が多い施工業者ほど、人件費は高くなります。

業者側にとって人件費は、操作しやすい部分です。利益を出すために、少ない職人の数で作業をこなそうとする悪質な業者もあるので、人員と作業工程に無理がないかチェックしてください。

その他運営費

ここまで紹介した費用以外にも、塗装施工にはその他運営費が発生します。見積もり全体の30%程度が目安でしょう。

例として、以下の費用が発生します。

  • 依頼場所まで行く交通費
  • 塗装施工をするための許可を得る費用
  • 会社の運営費用や事務手数料
  • (廃材が発生した際の)廃棄費用

その他の費用は、諸経費としてまとめて記されているケースも多々あります。詳しい内訳が知りたいときには、施工業者に質問してみましょう。優良な施工業者ならば、丁寧に教えてくれるはずです。

屋根と外壁塗装を安く抑えるコツ

マイホームを維持するためには仕方がないとはいえ、10年ごとに塗装費用が発生していては金銭的な負担になります。

そんなとき下記の要素を取り入れると、相場より費用を抑えられるかもしれません

  • 閑散期に依頼する
  • 劣化が激しくなる前に塗装する
  • 助成金を利用する
  • 相見積もりをとる

それぞれの方法を詳しくみていきます。

閑散期に依頼する

塗装業者の閑散期は、夏と冬です。夏の施工は塗料の臭いが気になりやすかったり、暑さや突然の夕立で作業ができなかったりというリスクがあり、避けられる傾向があります。冬場は日の入りが早く、1日の作業時間を長く取れないことから、閑散期になるそうです。

閑散期は職人の手が空いているので、割引価格が設定されているケースも多く、交渉次第でお得な価格で塗装施工を受けられるでしょう。また、閑散期は施工日の希望が通りやすいのもメリットです。

劣化が激しくなる前に塗装する

屋根や外壁塗装で推奨されているのは、10年に1度のペースです。しかし、劣化が激しくなってから工事を依頼すると、修繕する範囲や箇所が多くなり、費用が膨らむ可能性があります。外壁の劣化を放置していると、住宅の防水機能が損なわれ、家の寿命が縮まるかもしれません。

10年は1つの目安として考え、それよりも先に外壁を指で触れたときに白い粉がつく「チョーキング」や、ひび割れなどの劣化が確認された際には、早めに業者に依頼してください。

助成金を利用する

住んでいる自治体によっては、屋根や外壁塗装をすると、助成金が支給されるケースもあります。たとえば「省エネ住宅回収補助金」「住宅リフォーム資金助成」といった制度があれば、適用されるか調べてみましょう。支給の条件は自治体によって異なります。

また、助成金や補助金を受け取るには、工事が始まる前に申請が必要な自治体も多々あります。施工が完了してからでは対象外になるケースもあるため、情報は早めに集めるようにしましょう。

相見積もりをとる

塗装費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。いわゆる「相見積もり」をすることで、最も安い業者を探せます。「複数の業者に見積もりを依頼するのは面倒」「施工業者と気まずい雰囲気になるのが嫌だ」といった理由から、相見積もりを避ける方もいるようです。

しかし、1社にしか見積もり依頼をしないと、提示された価格が妥当なのか判断できません。悪質な業者に引っかからないためにも、複数の見積もりを比較検討することが大切です。

優良な塗装業者の特徴

信頼できる塗装業者がある一方で、悪質な業者も存在しています。優良な業者を見極めるポイントとして、下記の5つが挙げられます。

  1. 時間をかけて点検を行う
  2. 見積書が詳細に記載されている
  3. メーカー保証が付帯する
  4. 地元の施工実績がある
  5. 施工写真を見せてくれる

上記のポイントをチェックして、優良な塗装業者に依頼してください。

時間をかけて点検を行う

ほんの少し屋根や外壁を見ただけで、すぐに見積もりを提示する施工業者もあります。また、屋根の塗装を相談したのに実際には登らず、見積もりを出す業者もあるようです。劣化の可能性がある箇所をほとんど見ない業者に依頼をすると、塗装施工当日に補修工事や追加費用が発生するリスクがあります。

点検不足にならないよう、時間をかけてじっくりチェックしてくれる業者を選びましょう。1つの目安として、60分から90分ほどかけて、しっかり点検する業者は信頼できます。

見積書が詳細に記載されている

複数の業者に相見積もりをするなら、金額だけでなく見積書の内容もチェックしてください。見積もりが大雑把な業者は、作業も雑な場合が多いです。細かいなと感じるほど、詳細な見積もりを提示する業者を選ぶと、実際の施工もスムーズに進むでしょう。

メーカー保証が付帯する

高級な塗料を使ったり、特別な施工をしたりするのなら、メーカーから保証が出る業者だと安心です。一般的に塗装施工に対して、塗料メーカーが保証を出すことはありません。なぜなら、いくら高品質な塗料を取り扱っていても、職人が正しく扱ってくれるとは限らないためです。

しかし、一部の塗装業者は、塗料メーカーから保証書が発行されています。メーカー保証書がつくということは、万が一のトラブル時に対応できるだけでなく、職人の仕事が優れていると評価されている証でもあります。

地元の施工実績がある

業者選びに悩んだら、地元に塗装施工実績があるところがおすすめです。屋根や外壁の塗装は、利用者の口コミで評判が広がるケースが多々あります。地元で施工実績が多いということは、多くの人から支持されているということです。

また、地元の施工業者の場合は、出張費が抑えられる点もメリットです。適正価格で評判の良い塗装施工業者に依頼したいなら、住んでいる地域で実績が多くある業者を探してみましょう。

施工写真を見せてくれる

見積もりを提示される前の点検で、撮影した写真をプリントアウトしてくれる業者は多々あります。

屋根や外壁の塗装で大切なのは、作業をきちんとしてくれているのかどうかです。クオリティの高い施工を望むなら、作業中の写真も撮影してくれる業者を選んでください。

自分たちの仕事に自信があれば、撮影を拒否されることはないはずです。

まとめ

屋根と外壁塗装は、おおよそ10年に1回の施工が推奨されています。40年間住むのであれば、単純に考えて4回の施工が必要です。塗装に関する費用を抑えたいのなら、屋根と外壁工事の同時施工を検討しましょう。

時間はかかるものの、屋根と外壁を別々に施工するより費用が抑えられます。

また、業者に依頼する際には、できる優良な塗装業者に依頼してください。大切なマイホームにいつまでも安心・安全に住むためにも、適切なメンテナンスをしていきましょう。

奈良・大阪・京都エリアの屋根・外壁修理のことならRenobe(リノベ)にご相談ください

現在、屋根・外壁修理を検討されている方は、ぜひ一度Renobe(リノベ)までご相談ください。Renobeは奈良・大阪・京都エリア一般住宅、店舗、ハイツの外壁塗装をはじめとしたリフォームを承っております。

まずはメール、お電話にて無料相談ください。

Renobeロゴ

外壁施工8000棟の実績
\新築以上の「満足感」をリノベイトする/