外壁の印象を変える!サイディングリフォームのメリットと効果

外壁の印象を変える!サイディングリフォームのメリットと効果

今の住宅の耐用年数は長いです。置かれた環境によっても異なりますが、30年も40年も使われているケースが少なくありません。実際、賃貸住宅について不動産会社のホームページを見るならば、築40年を超える物件が現役で利用されていることが伺えます。
しかし、このように長く使うことの可能な家であっても、古くなったならばリフォームが必要になります。特に外壁部分は屋外に暴露されるので劣化が進みやすく、リフォームが必要です。
それでは、外壁のリフォームにはどのような方法があるのでしょうか。
そこで、ここでは外壁リフォームのポピュラーな方法の1つ、サイディングリフォームを取り上げて解説します。

サイディングリフォームとは

サイディングリフォームとは住宅の外壁を「サイディング」と呼ばれる外壁材に変えること、あるいは現状サイディングが着いている壁を別のサイディングに張り替えをするリフォームを指します。
昔の住宅はモルタルが外壁の主流だったので、築年数の経った住宅を現代風によみがえらせるのに有効なリフォームと言えるでしょう。
また、サイディングも老朽化してしまいます。あまりにも古くなり過ぎたならば、交換も検討すべきで、張り替えのリフォームも望まれます。
さて、サイディングリフォームを知るためには「サイディング」とはどのような建築資材なのか知っておくべきでしょう。
ここでは、サイディングの特徴や種類を取り上げてみます。

サイディングの特徴

サイディングは比較的新しい建築資材のイメージがありますが、普及したのは40年以上前とも言われます。実は意外に古く、それだけの実績を積んでいるのです。
それでは、サイディングにはどのような特徴があるのでしょうか。具体的に挙げてみましょう。

デザインが豊富

まず挙げられるのが「デザインの豊富さ」です。
例えば、窯業系サイディングであれば、落ち着いたレンガ模様のものから、岩をモチーフにしたような格調高いタイプもあります。その一方で金属系のサイディングであればシャープな感じのタイプもあります。
そして、この豊富なデザインで住宅のオリジナリティの表現が可能。ある住宅は石目調、またある家はスタッコ調と、個性的なデザインの家を造ることができるのです。
ちなみに、これは昔の住宅のモルタルでは作れません。モルタルは塗るのが基本なので、石目調やレンガ調などのゴツゴツとした立体的なデザインはできません。個性的な家造りの外壁はサイディングの独壇場になるのです。

人気がある

サイディングは人気があるのも特徴の1つです。特に窯業系サイディングは高い人気を誇り、国内の戸建て住宅で最も多く使われていると言われています。
さて、サイディングの人気が高い理由は様々です。エンドユーザーの立場からは美観や意匠性が、施工の立場からは施工性が良い点が喜ばれます。
ちなみにモルタルはサイディングのようには施工ができません。現場で練って塗らなければならず、サイディングよりも手間が掛かってしまうのです。

コストパフォーマンスが良い

コストパフォーマンスが良いのも魅力の1つです。
サイディングはボード状の資材なので、現場に持ち込むことも容易です。また、モルタルのように現場での調合も必要ありません。工事は乾式なので、施工費用も抑えられるのです。
尚、サイディングにも高いグレードと低いグレードのものがあり、価格も異なります。
高いグレードのものは厚みがあってデザインが立体的です。その一方で、低いグレードのものは薄くなり、デザインも平面的になってしまいます。

耐震性に優れる

建物の耐震性は重量によって違います。一般的には重い方が地震に弱く、軽ければ有利です。
さて、サイディングの建物はそれほど重くはなりません。そのため、建物全体として耐震性は高くなります
尚、昔の住宅で外壁に使われていたモルタルは、重量がサイディングの倍以上。モルタルの施工条件や使用するサイディングによって異なりますが、地震に対しては相当に強いです。
尚、サイディングのメーカーによっては専用の固定金具を出しているところもあります。耐震性をアップさせる部品もあるので、より強度の高い壁を作ることが可能です。

サイディングの種類

ところで、サイディングにはいくつかの種類があります。
種類によって特性が異なるので、それぞれについて紹介します。

窯業系サイディング

窯業系サイディングはサイディングの中でも最もポピュラーなタイプセメントに繊維質の素材を混ぜ合わせ、板状に成形した素材です。色やデザインが豊富で、住宅を美しく飾ってくれます。
また、窯業系サイディングはセメントがベースの素材なので、火に強いです。これは火災に強いことを意味します。つまり、延焼のリスクが抑えられ、火災リスクも小さくなります。
ただ、表面の塗装は日射や雨水で劣化してしまうため、一定期間が経ったならば塗装をしなければいけません。

金属系サイディング

金属系サイディングとは、ガルバリウム鋼板などの金属素材で断熱材を挟んだ外壁用の資材です。
ガルバリウム鋼板とは鉄板に亜鉛をベースとした特殊な合金でメッキをしたもの。トタン板よりもサビにくいなど優れた特性を持ちます。
金属系サイディングの特徴としては、断熱性や防音性などを持つ点が挙げられます。これはサイディングの中の断熱材の持つ効果です。また、窯業系サイディングよりも軽いので、耐震性にも優れます
また、今の金属系サイディングはメンテナンス性が向上しているのも特徴。汚れが付着しにくい表面処理がされているので、メンテナンスも容易です。
ただし、金属系サイディングに多く使われるガルバリウム鋼板は腐食しにくいとはされていますが、腐食しない訳ではありません。

樹脂系サイディング

樹脂サイディングは日本では少数派なのですが、カナダやアメリカでは多く使われている資材。50年以上の歴史を持つとも言われます。
特性としては「腐食しないこと」「軽量であること」「凍害に強いこと」などが挙げられます。
また、メンテナンスが少なくても良い点も嬉しい特徴です。窯業系サイディングの場合は10~15年程度で塗装が必要となりますが、樹脂サイディングに場合は20~30年くらいは大丈夫です。
ただし、サイディングとしては少数派のため施工ができる業者が少ない、デザインバリエーションが少ないなどのデメリットを持ちます。

木質系サイディング

木質系サイディングは木の表面を特殊加工して防火性などの特徴を付加した素材です。国内での使用率は非常に低く、1%を切るとも言われます。
特徴としては「木の持つ温かみ」を持つ家を造れるという点。窯業系サイディングや金属系サイディングでは表現できないデザインの家が造れます。
ただし、木質系サイディングは防火性を付加させてはいるのですが、窯業系サイディングなどと比較すると火炎には弱いです。また、価格が他の外壁材よりも高価となります。

外壁リフォームのメリット

このようにサイディングには優れた特性があるのですが、そもそも住宅の外壁リフォームにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

美観の維持・向上

外壁は建物の美観を握る部分。仮に汚れてしまったり、色あせてしまったりする状態を放置するならば老朽化が目立つようになってしまいます。つまり、建物の外観がボロボロになってしまうのです。
しかし外壁材をリフォームするならば、建物の美観が回復されます。また、モルタル壁などの場合は美観の向上も狙えることでしょう。
尚、建物の外観が良くなると収益性が良くなります。木造アパートなどの場合では収益性の向上も狙えるようになるのです。

建物を保護する

外壁のリフォームは建物を保護する観点からも重要です。外壁材は壁の内部への雨水の侵入を防ぐ役割を持つからです。
壁の内部に雨水が入り込むならば、壁の内部の部材を濡らしてしまいます。そして、濡れた状態のまま放置されるのならば、部材が腐ることにも繋がり得るのです。
しかし、外壁を適切にリフォームすれば防水性も復活します。壁内部の腐食リスクも減り、建物の耐久性も戻るのです。

サイディングリフォームの方法

ここで、サイディングリフォームの方法について取り上げます。
サイディングはボード材で新築の場合には釘などで壁の部材に打ち付けるケースが多いのですが、リフォームの場合には少し違います。工法としては「張り替え」と「重ね張り」があり、状況に応じて使い分けます。

張り替え

まずは張り替えです。外壁材が痛み過ぎた場合に主に行われます。
建物の築年数が経ってしまうと外壁材が反ることもあり、場合によっては外壁材の接合部分に隙間が開くこともあり得ます。
また、古くなってしまうとシーリング部分の劣化も進んでしまい、割れるケースも。その部分から雨水が入り込むこともあるのです。
しかし、外壁材を張り替えるならば外壁の性能が回復します。雨水の侵入を防げるのです。
尚、外壁材を張り替える場合には施工の規模が大きくなることもあり、費用も高くなりやすいです。

重ね張り

既存の外壁の痛みが比較的軽度の場合には、既存の外壁をそのままにして、その上から外壁材を重ねて張ることもあります。特徴は施工コストと工期が短くて済むことです。
ただ、外壁を重ねて張ると建物がそれだけ重くなり、耐震性の点で不利です。
また、外壁の種類によっては施工そのものが不可能な場合もあります。

サイディングリフォームの注意点

サイディングリフォームにも注意点があります。
主な点としては「施工」「コスト」「施工後のメンテナンス」です。この部分の確認をいい加減にしてしまうと、状態が悪くなってしまったり、コストが余計に発生してしまったりすることもあります。
では、「施工」「コスト」「施工後のメンテナンス」における注意点を挙げてみましょう。

施工時の注意点と費用の相場

まずは施工時の注意点と費用の相場です。
施工時の注意点としては「どのような工法にするか」の注意が必要です。リフォーム会社は現場の状況を見て工事の方針を決めるのですが、リフォーム会社の診断が違うことがあります。その場合は工事の内容も異なるため、費用も違って来るのです。
そのため、施工の際には複数の会社と相談し、工事の方針とコストが適正であるかを確認することが必要です。大体5社程度から見積もりを取れば、適切な工事とリフォームの価格が分かることでしょう。
尚、リフォーム会社の中には他者よりも非常に安く見積って来るケースがあります。一見すると良心的に見えるかも知れませんが、悪徳業者の場合が結構あるので注意が必要です。

リフォーム後のメンテナンスの注意点

リフォーム後のメンテナンスを知ることも大切です。
外壁材には前述のように種類があり、それに合わせたメンテナンスが必要です。そして、どのようにメンテナンスをするかによって、その後の耐久性も異なります。
例えば、外壁塗装にはグレードがあり、高い塗料ほど性能が上がるのですが、コストも併せて上がるので注意が必要。費用対効果を考えなければいけません。サイディングリフォームを行った時点でメンテナンスについて腹積もりをしていた方がベターでしょう。

メンテナンスの方法

外壁のメンテナンスは傷み具合によって方法が変わります。主な手段としては「塗装」「張り替え」が基本。補助的なメンテナンスとしてシーリング部分のメンテナンスがあります。
ここでは、それぞれの方法について細かく紹介しましょう。

塗装

塗装は定期的に行わなければならないメンテナンスです。条件にもよりますが、10~15年経ったならば塗らなければいけません
尚、塗装の場合に迷うのが「どのような塗料を選ぶか」という点。良い塗料を選ぶならば耐用年数が長くなり、コストを抑えるならば耐用年数も短くなります。ただ、あまりオーバースペックの塗料の場合はコストばかり高くなる可能性も高いです。
そのため、塗装に何を使うかにおいても業者と良く相談すること良いでしょう。複数の業者に相談すれば、適正の塗料を選んでくれます。

張り替えなど

窯業系サイディングの場合、表面の塗装の劣化を放置しておくと、サイディングそのものが雨水を吸ってしまうことがあります。そして、その状態が続くならば老朽化が早く進んでしまい、時として反ることもあります。
そうするとサイディングを継ぎ合わせている部分に隙間が空いてしまうこともあるので、メンテナンスが必要になります。メンテナンスの方法としては、サイディングの張り替えなど。工事は時として大掛かりになります。

シーリング部分

サイディングの隙間はシーリング材で隙間を埋めてあります。
さて、サイディングのシーリング材はゴム状の素材です。主な役割は「雨水の侵入を防ぐ」ことと「サイディングに加わる外力を逃がす」こと。実は非常に重要な部分なのです。
さて、シーリングの方法としては既存のシーリング材を全部取り去って隙間を埋める方法と、既存のシーリングの上から更に充填する方法があります。どちらにするかは現場の条件次第で、ケースバイケースです。
ちなみに、良くない業者にあたってしまうと、現状のシーリングを撤去しなければならないところであっても、上から充填されてしまうこともあり得ます。この場合は工事の品質が落ちますので、業者選びは気を付けなければいけません。

小さい割れ・欠け

サイディングに外力が加わると割れてしまったり、欠けてしまったりすることがあります。
さて、このような小さい破損の場合の対処方法はシーリング材での隙間埋めです。補修は難しくないので、人によってはDIYで補修してしまうケースもあります。
ただし、得意ではない人の工事だと補修箇所が目立ってしまい、不格好になることもあります。DIYに自信がないのであれば、業者に頼むのも良いでしょう。

サイディングのメンテナンスのタイミング

住宅の外壁材はダイレクトに屋外の影響を受け、劣化してしまいます。日射や気温の変化、あるいは雨水や排気ガスなど、住宅の屋外環境は厳しいからです。
そのため、サイディングであっても定期的にメンテナンスをしなければいけません。しかし、どれくらいの期間で行うかが疑問になるのではないでしょうか。
そこで、ここではサイディングのメンテナンスのタイミングを取り上げます。

メンテナンスの内容と時期について

サイディングのメンテナンスは基本的には塗装です。
張り替えや重ね張りは塗装せずに放置して、著しく劣化した場合に行われます。また、昔のモルタル壁の住宅のリフォームでサイディングに変える場合もあります。
さて、サイディングのメンテナンスのタイミングは新築から10年~15年が目安です。その頃になると、サイディングの表面やシーリング部分に劣化が認められるようになります。
尚、サイディングの劣化は外部環境によっても異なります。気温の高い地域や日射が厳しい地域などは早く劣化が進むことがあるので注意が必要です。

高性能の塗料を使う場合

判断が分かれる場合があるのですが、塗装をする時に敢えてオーバースペックの塗装を使うことも良策です。
と言うのも、高性能の塗料を使えばそれだけ有効期間が長くなるので再塗装の回数が減るから。10年単位で塗装しなければならない状況を20年間使える塗料に変えたら、塗装リフォームの回数が半分に減ります。それだけコストダウンが可能なのです。

サイディングの不具合と原因

ここまでサイディングの特徴やリフォームなどをメインに取り上げましたが、実際の不具合と原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な例を取り上げて解説します。

サイディングのひび割れ

まず挙げられるのが外壁材のひび割れです。
サイディングのひび割れは端部や固定しているクギなどの周囲に発生することがあります。地震などによって大きな力がサイディングに加わり、その力が端部やクギ周囲に集中するからです。
対策としては、サイディングのメーカーが出す固定部品を使うこと。クギのように1点で集中して支えないので、仮に横方向に揺れたとしても、そのエネルギーを逃がしてしまうのです。

サイディングが反ってしまう場合

窯業系サイディングはセメントが主成分。セメントは水を吸う素材で、水分量によって伸縮したり反ったりします。
さて、サイディングは新品の時には表面が塗膜でおおわれていますので、水の侵入を許しません。しかし、時が経つにつれて塗装部分は劣化してしまい、最終的には下地が水を吸うようになるのです。
さて、この現象の対策は、やはり「塗装」が大きなポイントです。サイディングの表面を再塗装すれば塗膜は再構成されて水をはじくようになります。その場合にはサイディングに水が入らないので、反ることは無くなります。
尚、反りがひどくなると最悪は脱落もあり得ます。このときは外壁材の部分的な交換をするなどして対処しなければいけません。

シーリング部分が割れた場合

シーリング部分の割れは直射日光や雨水の影響によるものです。
シーリング材は物質的な構成は異なりますが。基本的には樹脂と似ていて、雨水と直射日光で破壊されます。
ところで、シーリング部分の割れを放置するならば、更に傷が広がってしまう場合があります。ですから、あまりにも割れがひどくならない内に対処をすることが必要です。
尚、シーリングの補修は全部を撤去して打つ場合と、既存のシーリングの上に新しいシーリングを打つ方法があります。

塗装が剥がれたとき

サイディングの表面に力が加わった場合、あるいは天気などの影響によって収縮が続いた場合には、塗装が剥がれることもあり得ます。
仮に塗装が剥がれたままで使うならば、水の侵入を許してしまうため望ましくありません。再塗装が必要です。

チョーキングが起きたとき

チョーキングとはサイディングの表面に白い粉が浮く現象。手で触ってみると、手に白い粉が着くことで分かります。
この現象は塗装の劣化のサインです。雨水や直射日光の影響で塗膜が破壊され、白い粉を吹くのです。
そして、この現象が見られたならば、塗装の劣化は進んでいるので、可能な限り早い対処が必要です。

カビや藻が発生したとき

カビや藻の発生は水が中に含まれたことを意味します。サイディング表面の塗装が破壊されて、更に時間が経過した段階で発生するので、場合によってはサイディングの交換も考えなければいけません
ちなみに、カビが壁の内部で増殖してしまったならば、室内の空気環境にも悪影響を及ぼす可能性も出て来ます

腐食したとき

腐食は金属サイディングで起きる現象です。赤いサビは目立たないかも知れませんが、白いサビが出て来ることがあり得ます。
今の金属サイディングはガルバリウム鋼板やSGL鋼板などで作られているため、腐食には非常に強いです。しかし、必ず腐食しないとは言い切れず、状況によっては腐食が目立つようになるかも知れません。
尚、これらの原因は雨水の他にも塩害や排気ガスなどが考えられます。

サイディングリフォームの施工例

サイディング施工例

建物全体をシックな色でコーディネートし、正面部分はスレート系サイディングを重ね張りすることで立体感と重厚感を出しました。

ナチュラルな質感のSOLIDOを重ね張りすることで施工前の金属サイディングの冷たい印象があった家が重厚感を保ちながら柔らかさと温かみのある表情へ生まれ変わりました。

まとめ

サイディングリフォームについて取り上げました。サイディングの特性や不具合などもイメージ出来たことでしょう。また、リフォームの必要性についても再認識できたのではないでしょうか。
ともかくとして、家の美観や保護においてサイディングリフォームは有効です。費用が高くなるので、ついつい渋ってしまうのですが、家の健康度にダイレクトに影響します。早めに着手することが大切となるでしょう。

奈良・大阪・京都エリアのサイディング施工のことならRenobe(リノベ)にご相談ください

現在、サイディングリフォームを検討されている方は、ぜひ一度Renobe(リノベ)までご相談ください。Renobeは奈良・大阪・京都エリア一般住宅、店舗、ハイツの外壁塗装をはじめとしたリフォームを承っております。

まずはメール、お電話にて無料相談ください。

Renobeロゴ

外壁施工8000棟の実績
\新築以上の「満足感」をリノベイトする/